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はじめての会合。当選証書授与式

市議会議員が何をやっているのか? シリーズの記念すべき第一回です。
市民の皆さまや議員を目指す人たちへの公開情報としても、私の備忘メモとしても、こういう何気ない活動を公開していくことは重要だと思っていました。
とはいえ、これはあくまで2019年4月の段取りです。今後も普遍的にそうだというわけではありませんので、その前提でお読みください。

当選連絡が、市民体育館にいる友人から入った深夜

4月21日夜、正確には日をまたいだ22日、開票所である佐倉市民体育館にいる友人から、当選の連絡が入りました。
当選の連絡を受けた我々は、大喜びで万歳三唱。全員ご近所さんや自分を含む家族の友人たちのみで選挙戦を戦っていたので、仲間同士で喜びを爆発させました。

さて、そこからしばらくして全員が抱いた疑問は、「で、仕事はいつからなんだっけ?」というもの。
そうなのです。選挙戦を夢中で走っているときは考えもしなかったことですが、選挙に勝った後のスケジュールを、この時点では誰も知らなかったのです。

選挙管理委員会の来訪

三々五々仲間たちが帰っていき、久しぶりにぐっすり眠った後の22日月曜日のお昼前くらいだったでしょうか、選挙管理委員会の方々が我が家に来訪されました。
「当選おめでとうございます。つきましては…」ということで、23日火曜日の10時までに、市役所の某会議室に集まるように、と言い渡されました。趣旨は、当選証書授与式への参加要請でした。
その後、現佐倉市議会議長の櫻井さんと議会事務局の方々が来訪され、上記授与式の後、事務的な説明会があるので議会棟まで来るように、とのお知らせをいただきました。

以上のお知らせで、22日月曜日におきた実務上の諸連絡は終了です。

授与式と説明会

さて、迎えた23日火曜日、9時50分ころ指定された会議室に行くと、今回当選した議員さんたちが集まっていました。そこで、新任議員同士のご挨拶が始まります。
その時、できれば用意しておいたほうが良いのが、「議員名刺」です。

私の場合、その時は名刺入れに選挙用の名刺すら一切入っていませんでした。理由は、選挙期間中に万一配ってしまったら選挙違反になるため、です。
市議会議員選挙の1週間、配布を許されたシール付きのチラシ以外、名刺すら配ってはいけないのです。その配慮が、このときはアダとなりました。

皆さんが颯爽と名刺を差し出してくださる傍ら、「すみません、名刺を作ってないもので…」という、大変恥ずかしい思いをいたしました。シンプルなものでよいので、この時のためだけにでも、議員名刺を作っておくことをおすすめします。

さて、10時きっかりに授与式が開始され、11時くらいに終了。式そのものは、簡単な挨拶と市長、および市議会議員のそれぞれに証書を手渡しする、という段取りで、特筆すべき点はありません。

授与式がおわり、議会棟に移って、今後のスケジュールと提出すべき資料の説明が行われ、質疑応答の後終了。一点「へぇ」と思ったのは、定例議会の年間スケジュールが渡されないというポイントでした。
考えてみれば、議会の招集は市長の専権事項です。おおまかには年4回(3月、6月、9月、12月)ありますが、具体的な日程をお知らせできないのは無理からぬこと。また、臨時会についてはまったく決まっていない中、スケジュールを出すのは事実上無理な話です。

なお、議会事務局からの説明では、新任議員の4月の報酬はこの説明会出勤の1日分のみ、ということですので、そのあたりは妥当な対応をしているな、という印象でした。

以上、地味な記事ではありますが、あまり伝わってこない「当選後」の事務的な日常のヒトコマをお伝えしました。

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