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佐倉「くさのねフェス2019」に参加しました(2/3)

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佐倉「くさのねフェス2019」に参加しました(1/3)
佐倉「くさのねフェス2019」に参加しました(3/3)


今回は、2019年に実施された佐倉市「くさのねフェス」の運営に関する報告です。
いろいろな資料を読んでみると、規模は毎年大きくなっているようですし、交通や運営は毎年改善を実施しているようです。そのため、あくまで「今年のスナップショット」という前提で読んでください。

「愉しいイベント」という切り口については、他の参加者の方々のSNSなどでご確認いただくとして、私は「運営」について的を絞って書きます。

あえてそこに焦点をあてる最大の目的は、楽しさ以外のこのイベントの優位性、つまり「行き届いている」点を紹介することで次年度以降の来場の一助になればあなぁ、ということです。
また、こういう記事はたぶん少ないので、そこに情報としての価値はあるだろうと。

なお冒頭に、当日参加されていた西田市長と、ボランティア活動をされていた敷根市議のご挨拶もあるので、ぜひ一度ご覧ください。
当日たまたまお目にかかったので、一言コメントをお願いしたのですが、お二人とも快く動画撮影に協力くださいましたこと、心よりお礼申し上げます。

◆挨拶

佐倉市長 西田三十五市長

佐倉市議会議員 しきね文裕市議

◆交通

くさのねフェスへは、京成佐倉駅からシャトルバスで行くのが断然便利です。
シャトルバスの時刻表のURLは、おそらく毎年使いまわされる雰囲気があるので、あえてリンクをはっておきます【シャトルバスなどの時刻表】。

来場者が多く利用する「入り」と「出」の時間帯には、相当頻度高くバスが発着します。また、大型バスですので、一回に相当な人数を乗せることができます。
※どうやら、「循環バス」と「シャトルバス」の2系統があったようです。このイベント専用の「シャトルバス」は無料、平常時も運行している「循環バス」は、平常と同料金の大人200円でした。

車でのご来場の場合、駐車場も「満杯」というところまでは入っていないようでしたし、道は狭いながら帰りの渋滞もひどいものではなかったように見受けられました。とはいえ、こういうイベントは規模が大きくなれば渋滞は避けられないので、できる限りバスを利用することをおすすめします。

なお、駅から歩くにはちょっと遠いです。一日会場で遊ぶのは相当な体力を必要とするため、温存する意味でも徒歩でのご来場は避けたほうが無難です。

◆入口・入場

バス停からも、駐車場からも会場はすぐ目の前です。ただし、「シャトルバス」ではなく「循環バス」に載ると、「草ぶえの丘」から会場まで約200mくらいは歩くことになります(が、たいした距離じゃないです)。

さて、会場入り口に到着。 入口では、入場シールをもぎって、かわりにリストバンド型入場券とパンフレットをいただきました。

リストバンド型入場券は、汗耐性のある紙製とお見受けしました。このリストバンドをつけていれば、当日は会場の出入りは何度でもできるそうです。受け取ったときには「こんな弱弱しいリストバンドで最後までもつのか?」と不安になりましたが、結論からすると全然大丈夫でした。また、後述しますが、会場には食べ物、飲み物をリーズナブルに購入できるフードスタンドがたくさんあります(たいてい、500円以内で食べられます)。市内のレストランなどが協力してくれているようで、味も本当に美味しい(これは、本当です。あなどってはいけません)ので、会場を出入りする必要は、ほとんどないのではないでしょうか。

なお、飲食物の持ち込みの可否については確認できませんでしたので、必要に応じて確認してみてください。

開場は10時00分でしたので、それまで受付前で待ちます。ステージでは、最初に演奏するバンドが練習をしており、期待が高まります。

受付は、スタッフの方々の人数も配置もしっかりしており、チケットもぎり、案内など、スムーズに実施されていました。
入口の様子。開場までここでのんびり待ちます。開場しても、すぐに演奏がはじまるわけではないので、みんなのんびり入場してました。

開場。入口スタッフの皆さまに確認いただくため、リストバンドを付けた手を上に差し上げつつ入場します。もちろん、演奏が始まっているわけではないので、皆さまのんびり入場していました。

なお、もし可能であるならば、会場に入った最初の20分くらいを使って「声を出す」リハというか、前振りというか、そういうレクチャーがあるとよいなぁ、と感じました。ダサいですか?というのも、演者の方々がそれぞれ盛り上げるために声を出したりすることを求めるシーンが多いのですが、やはりそこは日本人ですので、みんななんとなく最期まで遠慮がちでした。そこで、せめて最初に来てる人たちが「声を出すのが当たり前」という状態に暖まっていれば、会場はもっと盛り上がるのではないかと。

◆食事、飲み物

会場内の食べ物、飲み物は、写真のようなたくさんの屋台がありました。私がうかがった限り、どの屋台も佐倉市内の飲食店さんが協力してくれていたようで、本当に美味しい。正直なところ、こういう屋台だけのイベントでも十分楽しめるものができそうなほど完成度の高いおいしい食事でした。
お昼ごはんのボリュームとしては、私は「ちょうどよい」と感じましたが、若者はもう少し食べられるかもしれません。先述のとおり、私たちがたべた食事はどれも500円(税込み)でした。

飲み物は、やはり屋台が出ているのでいつでも冷えた飲み物が購入できます。アルコールもあるので、未成年でなければその意味でもバスで来るべきでしょう。

冒頭ご挨拶いただいた敷根市議も、飲み物を販売する屋台で最後までボタンティア活動をされていました。

◆4つの会場

2019年は、レッド、ブルー、オレンジ、グリーンの、4つの会場がありました。
レッドとブルーは、いわゆる「野外フェス」会場です。

レッド会場。
ブルー会場。4つの会場のそれぞれに、写真のように出演順に演者の名前が書かれていました。

オレンジは、会場である「草ぶえの丘」の設備であるシェアハウスを利用した、即席の室内会場です。ここは、若干狭いですが、クーラーが効いています。

オレンジ会場の外観。後ろの建物(通常はシェアハウス)の室内が会場。

グリーンは、やはり「草ぶえの丘」内に常設のバラ園広場を会場にしたスペースで、とにかく気持ちがよい場所です。芝生公園の周囲がバラで囲われているのですが、これ花が満開ならば、そのままプロモーションビデオになりそうな環境。みんなのんびり座って聞く雰囲気で、ここでの演者はアコースティック系の人が多かったようです。

グリーン会場の風景。とにかく、気持ちがよい。

なお、会場での撮影はOKなのですが、ライブ中の演者の撮影はNGです。

とはいえ、来場者はSNSを毎日使いしているような若者たちが大半であるため、皆バンバン撮影していた、というのが当日の状況でもありました。

そこで、もしできるならば、演者ごとに写真、動画の撮影可否と、SNSアップの可否がわかる掲示をしていただけるとありがたいと、個人的に思いました。

演者のポリシーやレーベルの都合で、本当に撮影がNGな人もいるし、むしろバンバン撮ってビシバシSNS発信して!という演者もいることでしょう。

また、「SEKAI NO OWARI 」や 「ゆず」 のように、メジャーレーベル所属のアーティストでも撮影OKを打ち出している場合もあるようです

この時代にあって、一律「撮影NG」としても、あまり意味のない約束になっているのではないか、という気がしましたがいかがでしょうか。

掲示ができないようでしたら、演奏前に各演者に「写真、動画がOKな場合と、それらをSNS等で公開OK場合は、演奏前冒頭に言ってね」という運営でもよいかもしれません。私が参加しているテニスの大会では、夜タレントさんのパフォーマンスがあったりしますが、その折SNS公開OKなタレントさんは、その旨言ってくれる場合が多いので、来場者も助かってます。


長くなりましたのでページを分けます。つづきはこちら

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