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佐倉市:小中学校の給食「配膳を伴うメニュー」7月から追加のお知らせ

学校給食の件、本日動きがありましたのでまとめさせていただきます。

佐倉市:学校給食での新型コロナウイルス感染予防対策について
※上に紹介したサイトの最下段に6/25追加された文章がありますのでご確認ください。

私の元にも、小中学校のお子様をもつ親御さん他、たくさんの方から問合せをいただきました。

お問い合わせいただいた方全員にお返事を返すことができそうにないので、この記事にて私の考えの表明とあわせ、お返事とさせていただきます。

まず結論としては、7月から給食に「配膳を伴うメニュー」1品を追加します。その後、段階的に「配膳を伴うメニュー」を増やし、9月から通常の献立にしていく方向です。

◆「個別包装の給食」にした判断の理由と見解

学校再開から6月末まで、袋に入ったパンなどを給食にしている理由は、ご案内のとおりコロナ対策として、「配膳時に児童生徒が直接食材に触れる機会を少なくすること」を目的に行っています。

市のサイトにある献立例は、「牛乳、パン、パンにつけるもの、チーズ・小魚・フルーツなど」とあります。

確かに、多くの方から「気にしすぎ」とのご指摘がありました。正直なところ、私が親であればそう思ったかもしれません。

他方、教育委員会としてはできる限りリスクを軽減する必要があり、「慎重のうえに慎重を重ねる」方向の市民の皆さまからの要望も多数あったわけで、それら両方のご意見を精査し、独自の判断で決定したことですので、私は尊重したいと思っています。

◆7月から「配膳を伴うメニュー」を増やすこと

市のサイトにも記載がありますが、佐倉市教育委員会では

  • 地域の感染状況
  • 子どもたちの新しい生活習慣の定着状況
  • 7月以降の教育活動の段階的な再開状況

などを基に、また市民の皆さまや議員等からのご意見も勘案し、7月から「配膳を伴うメニュー」を追加します。

献立例としては

  • 牛乳、コッペパン、パンにつけるもの、ミネストローネスープ、デザート
  • 牛乳、混ぜご飯、汁物、フルーツ

となっております。

市の担当者にヒアリングしたところ、上記判断のために、子どもたちの手洗いの実施状況や、給食の準備に関するふるまいなどを、学校と連携し情報収集しながら、慎重に判断したそうです。

その背景には、いわゆる生徒たちの「新しい生活様式」定着にかかる、学校の先生たちのご努力がありました。「配膳を伴うメニュー」追加の決定についても、もしからしたら「反対」される親御さんもおられるかと思いますが、状況を探りながら判断した結果であり、ご理解いただければと思います。

また、7月からは部活動なども段階的に再開されることになりますので、子どもたちが摂取すべき栄養も増すことになります。その意味でも、給食の充実は不可欠と考えます。

さらに、例年夏季休業中は給食を実施していないため、給食調理室や出来上がった給食を保管する配膳室には、温度・湿度を適切に管理できる空調等の設備が十分に整備されていませんでした。そのため、今議会で当該予算が速やかに可決されましたので、7月以降も「配膳を伴うメニュー」を提供できる体制が整うことになります。

コロナだけではなく、子どもたちの食中毒や調理従事員の熱中症事故防止にも配慮した慎重な対応だったと考えます。

以上、学校給食に「配膳を伴うメニュー」が、7月から追加される件に関する報告とさせていただきます。

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