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佐倉市のイベント事業(コストとKPI)

◆イベントに係るコスト

佐倉市では、花火大会や産業大博覧会など、毎年実施されるイベント事業があります。

佐倉市で開催されるイベントには、民間事業者が行っているものも含まれており、佐倉市はその多くに後援や協賛でかかわっています。また、それら後援や協賛をしているイベントの中には、職員が出動しているものも、数多くあります。

本件について、私は様々なイベント事業を模索しながら前向きに実施しようとしている、魅力推進部他、関連部門のスタンスそのものは評価しております。しかし一方で、イベント事業やそれに携わる市職員の人的・予算的コストが税金でまかなわれている以上、そこには明確な目的があるべきであり、その目的を達成するために緻密に計算された目標設定があるべきであり、それぞれのイベントを有機的に連動させ、効果を最大化させる戦略があるべきと考えます。

それらがなければ、場合によってはイベントが「ただなんとなく」継続されるだけの存在になり、私たち議員も、そのイベント事業にどのような意味を見出すべきか判断できません。

以上の観点から、質問させていただきます。

コロナ禍により多くのイベント事業が中止となった2020年度(令和2年度)と、令和5年度のそれぞれの人件費の決算ベースの総額と、その差分を教えてください。またその差分について、イベント事業との関係がどの程度あったと考えられるか、見解をお聞かせください。

執行部(市役所)回答

観光イベント事業に係る令和5年度の人件費につきましては1,750万8,000円、令和2年度の人件費につきましては594万6,000円となっており、その差額は1,156万2,000円でございました。
 主な理由といたしましては、佐倉時代まつり、佐倉花火フェスタ等々のあらゆるイベントがコロナ禍の影響によりまして中止になったことによる職員人件費の差などであると考えております。

ありがとうございました。1,156万円、かなりインパクトのある数字であると考えます。

◆主たるイベント事業のKPI

佐倉市の主要な観光イベントの目的とKPIについてうかがいます。

  • 今年からはじまったシン・マチマーケット
  • 今年度は変則的な開催であるため、昨年度のチューリップフェスタ、及び佐倉市民花火大会(佐倉花火フェスタ)

以上3点について、その開催目的とKPIを教えてください。

執行部(市役所)回答

初めに、シン・マチマーケットにつきましては、長らく続いていた時代まつりの内容を変更し、開催したもので、新町通りの商店街の魅力を高め、出店希望者への訴求力を高めることを目的としており、イベント出店者及び来場者の満足度をKPIとして定めております。
 続きまして、チューリップフェスタにつきましては、花のまち佐倉の魅力を広く発信し、観光誘致及び佐倉市の知名度向上を目的としており、来場者数、来場者の満足度、メディア露出数をKPIとして定めております。
 最後に、佐倉市民花火大会につきましては、交流人口の増加を図るとともに佐倉市の魅力を広く発信し、地域振興を図ることを目的としており、来場者数、来場者の満足度、こちらをKPIとして定めているところでございます。

ありがとうございました。
例にあげたイベントは、ご答弁いただいたとおり、それぞれ特性があり、また市内外の方々にご好評をいただいているイベントです。

ありがとうございました。例に挙げたイベントは、ご答弁いただいたとおり、それぞれの特性があって、市内外の方から非常に高い評価をいただいているイベントと承知しております。一方で、そのどれもが具体的な数値目標が少なくとも公表されていない、もしくは公表されているにしても目につくところにないと考えております。
よって、イベントの事後、私たち議員は何をどう反省するべきかというのが分からないという状況が続いております。例えば上に挙げたどの観光イベントでも交流人口の増による地域経済の活性化を一つの目標とし、先ほど具体的な数値目標があるとおっしゃっていますが、ではその数値目標を達成するためにどのようなチェックをしているのか。つまりその数値が正しいものなのかどうか、何でカウントしているのかというところもちょっと分からないのです。交流人口の増による活性化を一つの目標とする場合、昨今では精度の高いAIカメラの設置で対応できますし、必要に応じてITの導入補助金の活用も検討できるわけであります。もしかしたらそういったこともやっていらっしゃるのかも分かりませんけれども、少なくとも我々議員の耳には届いておりませんので、今そのようにご指摘させていただいております。

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