- 2024.06.11
勝田台4号踏切とその周辺の交通安全について
本年3月30日、西志津小学校の通学路にある勝田台4号踏切付近の通学、下校時の危険な状況を改善するため、いわゆる「4号踏切協議会」が立ち上がりました。
本協議会は、西志津小学校PTA、踏切付近にお住まいの住民、西志津のさくら自治会、地区社会福祉協議会、スクールガード等ボランティア3団体等の代表が集まって組織され、1回の準備会合あわせすでに4回の会議が行われています。
また、同協議会には宇田議員、三井議員、三谷議員、稲田議員のご出席をはじめ、五十嵐議員、木崎議員も会合にオブザーバーとして出席いただけるとの快諾をいただいており、まさに超党派でその活動を応援しているところです。
あの一帯は、ご存じの通りスクールガードの皆さんが安全を守っているために、なんとか事故なく登下校できているところですが、近年スクールガードの高齢化等により人数は減少傾向にあります。
最終的には、上記団体が合意できる内容を全7から8回の会議でとりまとめ、本年10月には佐倉市を含む行政に要望書を提出させていただく予定となっています。
また、本件は玉城さんが議員時代に何度となく根気強く質問で取り上げた他、前回の議会では、本協議会の主旨に共鳴した三井議員や私が一般質問で取り上げ、行政の皆さまにもその危険性を認識いただけたものと感謝いたしております。
さらに、それらの活動を受け、志津議員団の皆さまをはじめ、敷根議員も地域をまわっていただいておりますようで、地域の皆さまはじめ同協議会のメンバーも大変喜んでいるところです。一方で、時間帯規制等具体的なご要望をする際には、西志津中学校の部活動の朝練や、地元住民の生活道路としての側面に関する調整も必要であるため、今後具体的な時間等の内容については、本協議会にお声がけ、ご調整いただけるとありがたく思います。
さて、この踏切の拡幅については、前回の三井議員の一般質問で要望されておりました。
そこで今回は、296号から踏切を超え、西志津市街地に入った後の通学路について確認させていただきます。
写真を見ると、線路を超えてすぐの横断歩道を渡らなければならないことがわかります。
仮にこの道が通学時間の時間帯規制をしたとしても、通学路であれば小中学生は下校時にもわたります。
この横断歩道は、296号側から踏切を渡って来た右折車両も通過します。やっかいなのは、この横断歩道は線路を渡った直後にあるために、後続車両に押し出されるようなシーンが多く、比較的速度をあげて通過する車両が多くあることです。
実際、横断歩道を渡っている小学生をおいかけるように走り抜ける車両は、私も視察で何回か見ました。
また、小学生にとっては、横断歩道を渡った後の通学路も狭い市街地内の道であり、歩道はなく危険です。グリーンベルトも途中で途切れているうえ、見通しの悪い交差点も多くあります。
一方、踏切を渡った後、横断歩道を渡らず、すぐ右折すれば、小学生は線路に沿った広い歩道を歩くことができます。
歩道が終わった場所の交差点に横断歩道を敷設すれば、小学生は安全に車道を渡ることができます。
そして、この道の中央分離帯を越えて、図で言えば向かって右側の歩道を歩けば、事実上小学生は通学、下校時ともに広い歩道を歩いて小学校まで通学することができるようになります。
一方で、この中央分離帯の植栽は季節によっては視野を狭くするため、連れ去りの危険も発生しうるという難点もあります。
その意味で、植栽が繁茂する季節の刈込や伐採はしっかりやっていただきたいものの、それ以外については、小学生はより安全になります。
同協議会では未だに結論にいたってはいませんが、このような方向性の通学路の変更について、教育委員会の見解をうかがいます。
執行部(市役所)回答
通学路につきましては、各学校が保護者等の意見や地域の実情を考慮した上で、交通安全と防犯の視点から安全が確保できることを第一に考えて決定しております。
なお、通学路を変更する場合、学校は理由を付して教育委員会へ報告することになっております。
ありがとうございます。では、ぜひそういった資料等が教育委員会に上がってきましたら、しっかりとご検討くださいますようお願いします。
また、この件に関しては、協議会が結論を出して要望を取りまとめた後は、植栽の管理や横断歩道の敷設など、行政もぜひ前向きにご検討くださいますようお願いいたします。
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