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【第2次】佐倉市コロナ関連支援策:新型コロナウイルス感染症対策事業者支援事業

【担当課】産業振興課

◆小規模事業者で売上減少率20%以上の事業者を対象に10万円給付

これは、国や県で対象から外れてしまった市内小規模事業者に対する応援給付金という位置づけです。私も市内事業者にうかがったところ、「50%は落ち込んでいないけど、相当きつい」という事業者の方々が多数おられました。この予算で元気づけられる経営者の方は多いのではないでしょうか。

他方、今回の応援給付金対象について、市内中規模事業者は対象外です。佐倉市の中小企業の総数は

中規模企業:約1,400社
小規模企業:約3,000社

ということで、中規模企業の皆さまには大変申し訳なく思います。
市議会議員の数を現状28から20に減らせば、約6億8,000万円捻出できますから、ある程度の掛け率を設定すれば中規模企業の皆さまにも応援給付金をお支払いできるのですが、それはそれということで。議員削減は、私の公約ですので必ずアクションします。その折にはぜひ力をお貸しください。

予算:約9,000万円

◆「佐倉市事業者総合相談窓口」の一部を業務委託

これは、今般のコロナ禍により、申請が必要な制度が相当数に及ぶことから、より事業者の皆さまに寄り添った支援を実施するために、主に行政書士等、申請事務のプロに窓口をお願いしようという判断から外注化することにいたしました。
なお、委託先は一次受付用要員2名と、本格的な相談窓口として行政書士会を検討しているとのことです。

予算:約260万円

◆キャッシュレス決済利用するとポイントを還元するキャンペーン

日本に多数存在する「QRコード決済」を佐倉市のお店で行うとお得になります、という事業です。「QRコード決済と新型コロナウイルスって、どう結びついているの?」という点が難しくはあります。

理屈としては、佐倉市の市民もその他の方々も、買い物をする際、できる限り「佐倉市のお店で買い物をしてもらいたい」という点が、まずあります。

そこで、昨今利用が進んでいるPayPay、Line Pay、楽天ペイなどの「QRコード決済」についても、佐倉市で利用すればお得、という状況になれば佐倉市での買い物は促進されるはず、という趣旨で実施されます。

ただしこの事業、あまたあるQRコード決済の中の一つのサービスに絞って実施されるということで、どこまで有効であるか事後検証が必要です。予算も下記の通り高額ですので、その点は注視したいと考えています。なお、サービス選定に際しては、普及率や手数料の多寡などを元に総合的に判断するとのことでした。

予算:約1億円

◆サービス業応援寄付プロジェクト利用者にインセンティブ付与

6月定例会で「市内商業・サービス業者への代金先払い及び寄付システム」の導入が可決しました。

本件、ざっくり言えば、自分が応援したい佐倉市内の飲食店に、飲食代を先払いしたり、寄付をしたりする仕組みで、オンラインで完結するサービスです。

このサービスについては、7/17現在導入はされていませんが、実施することは前回の6月定例会の議決で決定しています。

本事業は、前回可決される前に「市民の方々から、応援したい飲食店に寄付できる仕組みはないのか?」という問い合わせが寄せられていた、という説明を受けていました。

他方、本件私たちユーザに何らかの「お得感」がなければ、なかなか利用されないだろう、ということは容易に予測がつきます。そこで今回の補正で、利用者インセンティブ用の予算をつけよう、という趣旨です。

予算:約300万円

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