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佐倉ふるさと広場拡張計画に関する鯖缶さんの問への返答

https://x.com/sakura_arikata/status/2009089337342967883

ご意見ありがとうございます。
結論から言います。
この設計で最も利益を得るのは、この公園の指定管理者(パークPFI事業者)だと私は考えています。

なぜなら、本来あるべき「公の利益」に関する具体的な試算が、まったく示されていないからです。
それにもかかわらず、佐倉市は毎年6,140万円もの指定管理料を、同管理者に支払い続ける構造になっています。

誤解のないように申し上げますが、指定管理者そのものに問題があるとは考えていません。
むしろ、市の公募に応募してくださったことには感謝しています。

問題なのは、このような計画を立てた佐倉市の行政と、
そしてその計画に賛成してきた、私を含む市議会の側にあります。

この公園で生まれるレストランや売店の売上は、すべて指定管理者の収入です。
市に入るのは、建物の占有料として㎡あたり年1,200円ほど。
全体でも年間120万円程度、多く見積もっても200万円前後にすぎません。

観光地開発である以上、本来は
「税収増」「市内事業者への経済波及効果」などが、
具体的な数値と根拠をもって示されるべきです。
佐倉市自身の観光グランドデザインにも、
そうした視点でのマーケティングが明記されています。

ところが、このふるさと広場拡張計画については、
想定来場者数の根拠、市内経済への効果、市の財政への中長期的影響などが、
市民にも議会にも十分に示されていません。

さらに、ふるさと広場は駅と駅の中間に位置し、
現状では自家用車での来訪が前提となっています。
大規模な集客を想定するのであれば、
交通渋滞、歩行者の安全確保、緊急車両の動線などについても、
より丁寧な検証が不可欠です。
しかし、この点についても、十分な説明がなされているとは言えません。

少子高齢化が進む中で、市の財政はますます厳しくなります。
私はこの30億円の事業について、
どのようなマーケティング結果と、それに伴う収益見込みがあるのか、
議会で示されるのを期待していました。
しかし、いまだに具体的な説明はありません。

それでも昨年6月、指定管理者選定の議案が上程され、私は賛成しました。
今振り返れば、それは誤りだったと感じています。
申し訳ございませんでした。

このまま進めば、この事業は、
「公益のための開発」ではなく、
「開発のための開発」に固定されてしまう。

その危機感を、私は今後も、市民の皆さんと共有し、
事実と数字をもとに発信し続けていきます。

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