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佐倉市における日本語適応教室(外国人の児童生徒に対する言語等教育)に関する充足度

外国人政策に対する私のスタンス

様々なシーンでお伝えしておりますが、外国人のための予算を、主に日本人が納めた税金を使って増やすのはおかしい、という趣旨の批判をいただくことが多くなってきています。

私は、我が国の政府が、労働力の不足等の理由で外国籍の方々を迎え入れるという施策をとり、実際に産業界が受け入れている以上、ハード、ソフト面の整備のために行政が予算をつけることは必要である、という立場です。

人道面に関する議論もありますが、迎え入れた外国籍の方々の生活面のフォローをすることが、結果的に我が国を強くする、という考えをもっています。

一方、脱法的に我が国に入国している外国人については、しっかりと対応する法整備とその実行が必要であるとも考えています。そういった一連の政策提言は、以下の検索をしていただければ私の論考が複数ヒットしますので、そちらでお読みください。

「外国人政策 高橋富人」


令和5年:2月定例会文教福祉常任委員会-03月07日-01号

以下は、2023年の3月7日に開催された佐倉市議会文教福祉常任委員化において、当時当委員会の委員であった私が実施した質問とその答弁のサマリです。

文章については、答弁者の名前の割愛、発言の中で口語体である部分を文語体に直す修正、重複表現・内容と直接的に関係ない部分の割愛をしたのみで、内容は一切変更しておりません。

この質疑応答の後、令和6年度の本事業予算は、460万円から655万円に大幅増となりました。

原文をお読みになりたい方は、以下のリンクよりご確認ください。

令和5年:2月定例会文教福祉常任委員会-03月07日-01号


令和5年:2月定例会文教福祉常任委員会抜粋

◆委員(髙橋とみお) 
 次、319ページ、12番の日本語適応指導事業に関して伺います。ペルシャ語を母国語とする生徒が最近増えているという情報をいただいております。現在ペルシャ語を使える指導員の数がどのくらいいらっしゃるかということと、ペルシャ語を母国語とする生徒がいる学校での適応教室の開設状況について伺います。
 加えて、予算に関しても、令和3年度までが360万円で、令和4年度から460万円、今回も460万円で据置きになっているかと思うのですけれども、その辺も十分条件を満たしているかどうかというところも併せて伺いたいと思います。

◎指導課長
ペルシャ語を指導できる講師の先生は6名おりまして、現在小中学校でペルシャ語のほうを開設している学校については小学校が12校、中学校8校でございます。予算の件ですが、執行率については69.3%ということで、まだ足りない部分はあります。指導課としましては、引き続き要望していきたいと思っております。子供たちにこういった支援は必要でございますので、引き続きお願いしてまいりたいと思います。

◆委員(髙橋とみお)
ありがとうございます。おっしゃるとおり、ペルシャ語に関わらずなのですけれども、日本に対して愛情を持つかどうかというのは、この時期の教育にきっとかかっていって、捨て置かれれば、日本に対して恨みを抱いてしまうような子たちも出てくると思うので、ぜひ積極的に予算を獲得していくように財政のほうに要望していっていただければと思います。よろしくお願いいたします。

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