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佐倉里山自然公園の「民有地買収」と「ゴミの山」問題について進捗を確認しました【一般質問解説】

2025年12月4日一般質問: 佐倉里山自然公園の民有地買収とゴミの山の措置


本件は、推定総額3億円以上になる可能性のある、「里山自然公園の民有地買収」に関する質問です。
この公園の民有地買収については、さくら会が5年間にわたり「買収も含め検討せよ」と議会質問し続けた結果、買収がはじまりました。
また、西志津多目的広場については、やはりさくら会が約1年「土地の売却を含め利活用を検討せよ」と議会質問し続けた結果、広場売却という言葉が今議会から答弁にのぼるようになりました。

買収云々以前の「ゴミの山」について

昨年6月の一般質問で、私は里山自然公園内に「明らかなゴミの山」が存在することを指摘し、行政として法に基づく助言・指導や、必要に応じて警察・県との連携を行うよう求めてきました。

しかし指摘から1年以上経過した今回、行政指導を行った履歴の有無や、警察・県との連携状況を質問したところ、

「市の方には至っておりません」

という答弁のみで、具体的な指導履歴は確認できませんでした。

その一方で、今年度予算に7,544万円が計上されている民有地の一部買収については、依然として契約未成立であり、理由として

  • 鑑定評価が3年前のものであること
  • 購入予定地の「場所の見直し」を行政が再検討していること

が明らかになりました。

本来、行政はまず法に基づいた適切な指導と是正措置を行い、そのうえで買収の必要性を判断すべきです。
この順序を誤ることは、行政手続の正当性や財政運営の信頼性を損なう重大な問題です。

市民の皆さまの大切な税金の適正利用のため、行政が適切なプロセスを踏むよう、今後も議会でしっかりと監視してまいります。

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