NEWS

佐倉里山自然公園の民有地:重点整備区域以外の土地の買収

2024年12月3日 髙橋とみお一般質問

本年9月に行われた令和5年度の決算常任委員会にて、当該自然公園について、重点整備区域を購入するためには、それ以外の土地を購入せざるを得ない、という趣旨のご答弁がありました。

そのご答弁を字句通り受け取れば、場合によっては買収に関して「重点整備区域の買い取りをすすめる」とする方針と食い違うようにも考えられます。

その点に関する件を含め、以下についてうかがいます。

本年の当該事業にあてられた当初予算は6,695万円ですが、本予算のその後の執行状況はどうか、現状の土地買収の進捗とあわせお聞かせください。

冒頭お話ししたとおり、決算委員会において、買収をすすめていく方針としていた重点整備区域以外の土地も買う必要がでてきたという趣旨のご答弁いただきましたが、その件について、買収検討にいたる背景とあわせて「それ以外の土地」は、活用ゾーン内の土地か、保全ゾーン内の土地かを教えてください。また、「それ以外の土地」の面積はどの程度になるか教えてください。

執行部(市役所)回答

私がおそれていたのは、このようなケースです。

重点整備地区のみ買う方針ではあるが、そこだけを売ると土地所有者のもっている「売れていないほうの土地」の資産価値が下がるので、セットで購入するという説明でした。

現状を整理すると

  • 本年度の予算を前提とすると、1ヘクタールあたりの民有地購入費は約3,350万円
  • 重点整備区域のうち、買収をすすめようとしている民有地の面積が11.2ヘクタール
  • 以上を前提にすると、全体で3億7,520万円

です。これに、ご説明にあったような「セット購入」が複数あったら、全体としていくらになるのかわかりません。 本件について、強い懸念を表明し、私からの質問は終えますが、本件についてなにかございましたらお話しいただいて結構です。

一覧へ戻る

最近の投稿

カテゴリー

アーカイブ

BOOKS

書 名:地方議会議員の選び方 佐倉市の事例を参考に
著 者:髙橋 とみお
カラー:表紙フルカラー 中面モノクロ
版 型:A5版
価 格:500円(税別)
出版元:欅通信舎 ご購入はこちら
書 名:佐倉市域の歴史と伝説 旧石器時代から戦国時代の終焉まで
著 者:けやき家こもん(本名:高橋富人)
カラー:全頁フルカラー
版 型:A5版
価 格:900円(税別)
出版元:欅通信舎 ご購入はこちら