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寒空の下屋外で行われる「令和5年佐倉市消防出初式」

明日2023年1月8日は、佐倉市の「令和5年佐倉市消防出初式」です。

本件について、2020年1月、私のツイートに対して、「団員の家族」の方から以下のような返信をいただきました。

いただいた内容をもとに、当時の危機管理室長、一部事務組合の議員らと意見交換をした結果、昨年は「室内開催」という決定がなされました。もちろん、「私が動いたから室内になった」ということではありませんが、議論の契機とはなったはずです。その結果を受け、20年にご意見をいただいた方から以下のようなご連絡をいただきました。

そして23年の今年、なぜかまた佐倉市の出初式は「屋外で実施」となりました。

屋外で実施する意味は何か?

結論から申し上げれば、私は、出初式は、団員の皆さまにかける苦労を考えると、実施するとしても昨年のように室内で十分なのではないか、と考えています。

消防団は、もろもろありますが基本的には地域住民の皆さまのボランタリー精神に依拠した消防防災システムです。その意味で、出動は極力無理のない範囲でお願いすべきと考える立場です。

他方で、この仕組みを「維持すべき」という国の方針である以上、若い人たちに「地域のためにやってみたい」と思ってもらわなければならないのも事実です。

だとするならば、もし「集まって行進等を実施する場」を設けるならば、それは市民の、とりわけ小中学校の生徒に「どんな地域貢献をしているか」というわかりやすい簡素な説明とあわせ、実施するようなものにすべきではないでしょうか。つまり、「消防団と役割と魅力」を、若い世代に伝える場であるべきと考えます。

現在のように、市民はほとんど集まらず、寒空の下で大変な思いで準備をし、ひたすら議員や市長の挨拶が続く儀式は、無くすか、せめて屋内で実施するべきだと考えています。

事実、例えば市川市、船橋市、八千代市は、式典は体育館で実施しています。

団員の皆さまは、白々しく聞こえるかもしれませんが、是非お体にお気をつけてください。

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