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選挙戦を終えて

おかげさまで、無事当選することができました。本当にありがとうございました。

今回の選挙でご協力いただいたすべての佐倉市民の皆さま、投票してくださった皆さまに、厚くお礼申し上げます。

ここからは、公約実現へのより高いハードルが待ち受けています。
引き続き、お力添えくださいますようお願いいたします。

今回の選挙戦に関する総括は、もう少し日をおいて本ブログで公開させていただきますので、いましばらくお待ちください。

この場では、ささやかですが大きな一歩。今回の選挙で私の公約をひとつ果たしたことを報告申し上げます。
「名前を連呼する選挙カーを使わない」こと。
正直を言うと、これ、思いのほか苦しい戦い方でした。

「名前連呼の選挙カー」を使わないことの意味

私の場合、選挙カーは演説会場への移動手段のみで利用しました。車の飾りつけは、一般乗用車に貼り付けたマグネットだけ、というごくシンプルなもので、アイキャッチ効果は看板を載せて走っている選挙カーとは比べ物にならないくらい低かった。
もちろん、メガホンなどは一切取り付けられていませんので、「無音で走るマグネット付き車両」が、私の乗る選挙カーの実態でした。
その状況の何が苦しいかと言うと、当たり前ですが、「誰も気づかない」ことです。

選挙は、とりもなおさず自分の存在とその政策を知っていただくことが重要です。
「名前連呼の選挙カー」を使わない私は、市内の住宅街に行き、小型のヘッドセットマイクを携えて、政策を説明しつつ歩く手法で訴えを続けました。
結果、地区にお住まいの皆さまへの「騒音」が最小限に抑えられたことと引き換えに、どんなに何度も歩いても、私がその地区に「行っている」ことの認知が、ほとんど広がりませんでした。

また、演説会場や市街地までの移動中でも完全無音ということは、例えば横を歩いている方に手を振っても、やはりほとんど気づいてもらえません。そこで「高橋とみおが、ご挨拶を云々」というウグイス嬢のアナウンスがあれば、自然に皆さんの視線はあがるわけです。

とはいえ、結論からいえば、この「名前連呼無し」のスタイルは、最後まで貫きました。
これで負けたらそれまでよ、ということで、存分に格好をつけさせていただきました。

こういった、一種特殊な戦い方を選んだ私の選挙戦術については、それらの方法がもつ「メリット・デメリット」とあわせ、議会が始まる前のこの期間に、ときどきこのブログを使ってお知らせしていこうと思います。
通常、自分の選挙戦術については秘密にするのが鉄則と聞いていますが、「若い世代の政治を志す人たちへの情報発信」という目的で、できる限りお知らせしていこうと思っています。

以上、少々具体的な戦術の話に終始してしまいましたが、今回の選挙戦を終えて、ご支援くださいました皆さまへのお礼とあわせ、選挙戦というお騒がせ期間にご協力くださいましたすべての佐倉市民の皆さまに、改めまして厚くお礼を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

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