郵便による不在者投票
2025年9月4日木曜日:高橋とみお一般質問
郵便等による不在者投票(いわゆる「郵送投票」)は、身体的な理由などで投票所に行けない方のために設けられた制度です。佐倉市民の方も、一定の要件を満たせば利用できます。
そこで今回は、この制度に定められた、いわゆる郵送投票の要件と、郵送投票の手順について伺います。またあわせて、先の参議院議員選挙では、この制度を使っての投票総数はどの程度あったのか、についてもうかがいます。
執行部(市役所)回答
郵便等による不在者投票につきましては、選挙人名簿に登録されている方で、身体障害者手帳、戦傷病者手帳、または介護保険被保険者証の等級や区分が一定の条件に該当する場合、あらかじめ郵便と、投票証明書の交付を受けることにより、郵便での投票が可能となる制度でございます。
対象要件の1例を申し上げますと、身体障害者手帳では、両下肢体幹移動機能の障害がある1級や2級に認定された方などが対象となります。
同様に、戦傷病者手帳の場合におきましても、両上肢または両下肢を全く失ったものなど、特別交渉第1交渉などに該当する場合、介護保険では、要介護5に該当する場合が郵便等による不在者投票の対象となります。
今回の参議院議員選挙では、郵便と投票証明書の交付者数は38人、実際の投票者数は29人でございました。
恥ずかしながら、市民の方からこの制度について問合せをいただいたとき、私は「なんとなく知っている」程度で、この制度についてあまり知識がありませんでした。
そこで、佐倉市の選挙管理委員会では、この制度について市民にどの程度の周知をしているのか、具体的な媒体とその方法、頻度についてうかがいます。
執行部(市役所)回答
郵便等による不在者投票制度につきましては、佐倉市ホームページにて常に周知しております。また、選挙時におきましては、広報佐倉への掲載や、佐倉市広報番組でもお知らせするなど、様々な機会を捉え、周知に努めているところでございます。
基本的な周知はすでに行っていただいていることがわかりました。
今後は、例えばこの制度の要件に適合する人が多く集まる施設や集会で、アウトリーチするような情報発信をしてくださいますようお願いいたします。 以上、佐倉市の制度的課題と現場の実態に即した提案を申し上げました。 いずれの項目も、市民の安心と信頼を支える根幹であり、行政の透明性・包摂性・構造改革の実現に向けた第一歩です。 特に、挑戦する職員が報われる人事制度の整備は、すべての改善提案の土台となるものであり、今後の市政運営において不可欠な視点と考えます。 市民の声を受け止め、制度疲労に向き合い、未来志向の行政へと歩みを進めることを強く期待し、私の一般質問を終えます。
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