- 2021.06.09
佐倉市コロナワクチン接種:基礎疾患を有するかた等に有料ハガキで申請を促す方策って「有り」なの?
Twitterに寄せられたご質問と、それに対する私の見解を表明する記事の第二弾です。
ご質問
接種申請ハガキにて申請方法の切手を貼って返送、は無料で受けられる接種が切手代負担で有料になってしまうのでは…?
私の母はQRでのネット申請はよく分からないと扱えず…高齢者はネット予約が出来ません。
髙橋とみお回答
本件については、市民に基礎疾患者と高齢者施設従事者を「ハガキなどで厳密に事前申告してもらう」スキーム自体が「大間違い」であると考えます。
政府は明確に、「事前に自治体が基礎疾患者などを把握する必要はない」と言い切っている。
PDF:厚生労働省健康局健康課予防接種室 2021年6月2日発出「新型コロナウイルスワクチンに係る予防接種の高齢者に次ぐ接種順位の者(基礎疾患を有する者等)への接種の開始等について(疑義照会追加その2)」:問3、及び問4
その状況をとらえ、私たち無会派議員3名は「とにかく64歳以下の全対象市民に接種券を送って下さい。その上で、予約の優先順位をしっかり広報して、市民の善意を信頼すれば、予約の混乱はありません」と、要望書を持って市長に談判した経緯は既報の通りです。
2021年6月4日:「64歳以下対象者の新型コロナワクチン接種券を早期に発送し受付システムの増強を求める要望書」提出の報告
接種券さえ市民に届いていれば、国や県が設置している大規模会場で接種できるので、とにかく「市民の善意」を信じよう。そのためには、市長が自らの言葉で市民にお願いすることが大切です、と伝えましたが、市長は明確に「現時点では考えていない」と、かなり強い調子で断言しました。
そうである以上、この「もはや必要ない有料郵便を含めた事前調査」をやめない責任の一切は、明確に西田市長にあります。なお、市長との激論に近いやりとりについては、私以外に無会派の稲田議員が聞いているので、証明可能です。
この方策を続けることで
- 市民には接種券の発送が遅れ
- ネットを使えない申請対象者には無駄な費用を使わせる
状態を続けることになる、というのが私の見解です。
西田市長は、執行部ではなく、市民の方をみて仕事をしていただきたいと、強く願っています。
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