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令和7年佐倉市消防出初式:予算委員会では「室内」と答弁されましたが、実際には「屋外」開催となりました

令和7年1月12日、消防出初式が「屋外」で行われるようです。

私は、佐倉市消防出初式については、一貫して「室内」開催を訴えてきました。

寒空の下屋外で行われる「令和5年佐倉市消防出初式」

佐倉市令和4年度決算:髙橋とみおの討論 消防出初式

2020年から5年にわたる粘り強い訴えが実り、2024年、つまり本年に実施された予算委員会の審議において、ようやく出初式を「室内開催」する、という確認がとれたのです。

しかし、今年度の出初式は、その答弁がひっくり返り、またもや屋外で開催する旨の連絡が、先日(2024年12月13日)封書で届きました。

日時だけ抜き出してここに公表します。
令和7年1月12日(日)
10時30分から
【会場】佐倉城址公園自由広場

確かに、議事録(以下に記載)を読み返してみると「検討をすすめている」とありますから、室内で実施することを確定した、とは言っていません。 しかし、佐倉市の予算を決める委員会で答弁した以上、これが許されるならば「・・・の方向で検討している」という「議会への嘘」で予算を通すことは簡単です。

例えば、ある施設の建設予算の審議で、「この施設の1階のフロア―は子育て支援に使うよう検討を進めている」と伝え議会の了承を得て予算を獲得したものの、できた建物の1階は市長の応接室だった、ということが可能となるからです。


予算委員会の議事録

佐倉市議会が公開している議事録は以下のリンクにありますが、膨大な議事録ですので、その中から出初式の質疑を拾うのは至難の業です。

令和 6年 2月定例会予算審査特別委員会-03月18日-01号

よって、本件に関する私の質疑の部分だけを抜粋した原稿を公開いたします。
以下議事録抜粋です。


※以下「太字」は編者

◆委員(髙橋とみお)  (前略)次、危機管理部に移ります。予算書の323ページでしょうか、出初式あろうかと思いますけれども、室内と屋外、令和6年(髙橋注:令和6年度の予算で開催する出初式は)どちらで実施予定か伺います

◎危機管理課長 予算要求時は外で想定していたのですけれども、その後、本部において内部でやるような方向で今検討を進めております。

◆委員(髙橋とみお) ありがとうございます。内部で検討を進めていただいているということで、大変うれしく思います。そういうことでしたら、では2点だけちょっと念のため伺いたいのですけれども、1つ目は、出初式を実施する目的と意義について伺います。

◎危機管理課長 出初めの意義につきましては、団員の士気高揚及びやりがいにつなげるような部分でございます。

◆委員(髙橋とみお) ありがとうございます。確かに顕彰等もありますので、非常にやりがいにつながるのかなというふうに思います。あともう一点だけ、ハーモニーホールで実施した2020年のときと、本年屋外で実施した際のそれぞれの予算について伺います。

◎危機管理課主査 今年度の出初めにつきましては、約80万円の予算を執行しております。ハーモニーホールで行った際には、コロナの関係もありますが、5万円程度で収まっております。

◆委員(髙橋とみお)  ありがとうございました。ぜひ室内でしっかりと実施いただけたらと思います。

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