佐倉市のヤードに対する規制条例強化案
2025年9月4日木曜日:高橋とみお一般質問
昨年の11月7日の千葉日報で、佐倉市内のヤードを舞台とした車の大規模な盗難事件がニュース報道されました。
佐倉署管内は、全国で一番ヤードが多いエリアです。当然、佐倉市内にも多くのヤードが立地しています。
佐倉市では、先の事例のような自動車解体ヤードにおける盗難車保管事件が複数発生しています。特に、外国籍の人物が関与するケースが目立ち、盗品等保管容疑などで逮捕される事件が相次いでいます。
そのような背景もあり、私は2023年、アゴラという言論媒体にヤード規制条例の案を寄稿しました。その記事は、現在でも読むことができます。「佐倉市 ヤード規制条例」などで検索をかけてみてください。
千葉県のヤード規制に関する取り組みと「監視カメラ設置条例」構想
さて、私の提案は、佐倉市が千葉市等先進的な近隣市の条例に肩を並べる条例制定をすることは当然として、佐倉市で新たに当該論考に記載したような、より厳しいヤード規制条例を制定してはどうか、というものです。
内容はお手元の資料のとおりですが、条例案の骨子はヤードの出入口や道路、または敷地内に監視カメラを設置し、その設置の初期費用や運用費用をヤード経営者に負担させること。また、当該監視カメラの管理者権限を佐倉市が保有する、とする条例案です。

もし私が2023年の論考で提案していた本条例案が佐倉市で制定されていれば、少なくとも2024年に発生した大規模な車の盗難事件は発生しなかったはずです。 そのような反省にたち、今回改めて佐倉市に本条例案を前向きに検討いただきたく、本条例案の評価や制定について、佐倉市の見解をうかがいます。
執行部(市役所)回答
平成27年4月施行の千葉県特定自動車部品のヤード内保管等の適正化に関する条例、及び、令和6年4月施行の千葉県特性再生資源屋外保管業の規制に関する条例に基づきまして、千葉県や千葉県警察と緊密な連携を図りながら、ヤードの規制に対応しておりますことから、議員御提案の監視カメラによる規制のための条例制定は考えていないところでございます。
今後も県条例の厳格な運用を図るべく、県及び県警とのさらなる連携強化を図り、市民の皆様の生活環境上の支障とならぬよう、平穏な生活の確保に努めてまいりたいと考えております。
発生した事件の反省に立って提案を申し上げましたが、今の現状のままでは、また2024年の(ような犯罪や)事故が起きないとも限らないというふうに思いますので、是非、こういった制度を含めていろいろと御検討いただければと思います。
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