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さくら会・公明党による西志津多目的広場に関する一般質問

以下は、過去佐倉市議会で実施された、さくら会・公明党による西志津多目的広場に関する一般質問の内容と答弁のうち、西志津多目的広場にかかわる部分を抽出して掲載しています。


令和7年2月定例会:令和7年3月3日

さくら会 平野 裕子

◆26番(平野裕子) 

 次に、西志津スポーツ等多目的施設用地についてお聞きします。当用地については、これまでも同僚議員が質問しており、昨年度の2月議会では市長から、当用地の暫定利用が市全体の市民サービスに資するものか判断する時期に来ていると考えているので、今後の在り方について検討していくとの答弁がありました。その後、魅力推進部長から、関係部署への意見照会や意見交換会を実施しているという答弁もございました。

 そこで、現在の進捗状況についてお伺いいたします。

◎魅力推進部長(鈴木研悟) お答えいたします。
当用地につきましては、平成12年に消防用地及びスポーツ用地として購入し、現在は暫定的に多目的広場としており、市におきましてはこれまでの議会でもご答弁申し上げてきましたとおり、現在の暫定利用が市全体の市民サービスに資するものとなっているのか判断する時期に来ていると考えているところでございます。そのため、今年度に入り、関係部署との意見交換会や意見照会を複数回実施し、当用地の今後の方向性について、あらゆる可能性を想定し、現在も検討している状況でございます。

ただいま公有財産の有効活用について、資産経営部長から答弁がございましたが、当用地につきましてもその有効活用について、資産経営部などの関係部局と連携しながら、引き続き検討を進めてまいります。

◆26番(平野裕子) 引き続き慎重に議論を進め、佐倉市全体にとってどうするのが一番いいのか、まずは方向性を示していただきたいと思います。


令和6年11月定例会:令和6年12月2日

さくら会 望月 圧子

◆17番(望月圧子) (里山自然公園に関する質問の中で・前略)ところで、私は西志津スポーツ等多目的広場において、近隣の住民の方が、子供たちが遊びに来ると警察や市に通報され、トラブルになっていると相談を受けております。住宅地では、大きな広場でも子供たちが伸び伸びと遊ぶことが困難な場合があることに驚かされております。

(中略)

◆17番(望月圧子) 次に、西志津スポーツ等多目的施設用地についてお聞きいたします。当用地については、これまでも同僚議員から質問しており、昨年度の2月議会では市長から、当用地の暫定利用が市全体の市民サービスに資するものか判断する時期に来ていると考えているので、今後の在り方について検討していくとの答弁がありました。また、前回の8月議会では魅力推進部長から、関係部署を集めた意見交換会を実施したとの答弁がございました。

 そこで、その後の協議の進捗状況についてお伺いいたします。

◎魅力推進部長(鈴木研悟) 
お答えいたします。当用地につきましては、平成12年に消防用地及びスポーツ用地として購入し、現在は暫定的に多目的広場としており、市におきましては、これまでご答弁申し上げてきましたとおり、現在の暫定利用が市全体の市民サービスに資するものとなっているのか判断する時期に来ていると考えているところでございます。そのため、今年度に入り関係部署への意見照会や、8月には意見交換会を実施し、当用地の今後の方向性についてあらゆる可能性を想定し、検討している状況でございます。
最新では、先月11月に関係部署に対し、当用地の活用方法について再度意見照会を実施したところでございます。引き続き現在の状況や社会情勢等も総合的に勘案しながら、今後の方向性について関係部署と協議し、検討を進めてまいります。

◆17番(望月圧子) ありがとうございました。佐倉市全体のことを考え、今後当用地をどうしていくのか、引き続き慎重に議論を進めていただきたいと思います。


令和6年8月定例会:令和6年9月2日

さくら会 斎藤 明美

◆18番(斎藤明美) 次に、大項目6、当面の課題として西志津スポーツ等多目的施設用地について質問いたします。当用地については、これまでも同僚議員から質問しており、前々回の2月議会では市長から、当用地の暫定利用が市全体の市民サービスに資するものか判断する時期に来ていると考えているので、今後の在り方について検討していくとご答弁をいただきました。また、前回の6月議会では魅力推進部長から、今年度に入り、庁内の関係部署において協議を開始したとのご答弁をいただいております。そこで、その後の協議の進捗状況についてお伺いいたします。

◎魅力推進部長(鈴木研悟) お答えいたします。
当用地につきましては、平成12年に消防用地及びスポーツ用地として購入し、現在は暫定的に多目的広場としているところでございます。市におきましては、2月議会で市長が答弁いたしましたとおり、現在の暫定利用が市全体の市民サービスに資するものとなっているのか判断する時期に来ていると考えております。そのため、今年度に入り、当用地の今後の方向性について関係部署に意見照会を実施し、また先月8月には関係部署を集めた意見交換会を実施したところでございます。引き続き現在の状況や社会情勢等も総合的に勘案しながら、今後の方向性について関係部署と協議し、検討を進めてまいります。

◆18番(斎藤明美) 今後も引き続き慎重に議論を進め、佐倉市全体を意識しながら方向性を導き出していただきたいと思います。


令和6年6月定例会:6月10日

さくら会 高木 大輔

◆24番(高木大輔) 最後の大項目になります。当面の課題についてでございます。まずは、西志津スポーツ等多目的施設用地について質問させてもらいます。これまでも取り上げてきましたが、前回2月議会では同僚議員から西志津スポーツ等多目的施設用地に関する市のビジョンについて質問をいたしました。この暫定利用が、市全体の市民サービスに資するかどうかも判断する時期に来ていると思いますので、今後の在り方について検討していくという答弁が以前ありましたが、そこで現在どのような状況になっているのかお伺いいたします。

◎魅力推進部長(鈴木研悟) お答えいたします。
さきの2月議会で市長が答弁いたしましたとおり、西志津スポーツ等多目的施設用地につきましては、平成12年の購入時、消防用地及びスポーツ用地として取得したものでございますが、現在まで暫定的に多目的広場として長年にわたり利用がされてきたところでございます。そのため、この暫定利用が市全体で考えた場合、真の市民サービスに資するものとなっているか、その判断をする時期に来ているのではないかということを市では考えております。このことから、今年度に入り、庁内の関係部署において協議を開始したところでございます。引き続き関係部署で協議を行い、当用地の今後の方向性について検討を進めてまいりたいと考えております。

◆24番(高木大輔) ぜひ佐倉市の全体のことを考えた上で西志津スポーツ等多目的施設用地を今後どのように活用していくかということを慎重に議論を進めていただきたいと思います。


令和6年2月定例会:令和6年3月4日

さくら会 敷根 文裕

◆22番(敷根文裕) では最後に、西志津スポーツ等多目的施設用地についてお聞きいたします。こちらは私も幼少の頃、何もなかった頃に遊んでいた場所でもあります。当時の同級生、ほとんどもう市内から引っ越しておりませんが、また本用地につきましては佐倉市地域防災計画において応急仮設住宅建設候補地としても位置づけられております。現在の利用実態は、ドクターヘリの臨時離発着場、またラジオ体操、地域住民の憩いの場、また昨日ありましたお祭りなどしております。また、用地取得した際に、消防署の建設用地としての位置づけもあったと記憶しております。かなり広大な面積を有する広場でございます。活用策、こちら西志津エリアのさらなる発展にも、私はつながると感じております。

 地域防災計画上の位置づけ、ラジオ体操の利用実態、こうしたことがあり、簡単にこの広場をどうこうするということは結論は出ないと思いますが、あえてお伺いいたします。西志津スポーツ等多目的施設用地について、市としては今後どのようなビジョンを持ちなのか、市の考えをお伺いいたします。

◎市長(西田三十五) お答えいたします。
西志津スポーツ等多目的施設用地につきましては、平成12年に当時の都市基盤整備公団から消防用地及びスポーツ用地として約30億円で購入したところでございます。現在、当用地は暫定的に多目的広場としてウオーキングやラジオ体操などで利用されておりますが、用地取得から20年以上が経過しており、いつまでも暫定利用のまま継続していくことが佐倉市全体の市民サービスに資するものか判断する時期に来ているのではないかと考えておりますので、今後の在り方について検討してまいります。

◆22番(敷根文裕) 1点、要望に近いものになるかもしれないのですが、検討されていくということで、この多目的広場だけではないのですけれども、市内の公有地とか使われていない土地、こうしたところにイベント時は皆さんがすごい数駐車されて、昨日も車が一切止められなくて、近隣の商店がちょっと困ったというお話をいただきました。

 ゲートやカメラなどのハード面の設備一切なしに、その日から有料駐車場として使えるタイムズのBなどの取組もあります。こちらは個人宅など、イベントとかのときに大変便利に使わせていただいております。皆さんに気持ちよく公平に広場を使っていただけるよう、市有地、公有地の活用方法を併せて検討をお願いいたします。


令和6年3月4日

公明党 押木孝和

◆15番(押木孝和) 続きまして、消防力の強化について。昨年11月議会に引き続きまして、志津地区の消防力の強化について質問をさせていただきます。

 昨年11月議会において、志津地区の消防署が1署少ない問題については中長期的な課題であり、佐倉市全体の消防力を総合的に精査し、そしてまずは喫緊の課題として、志津消防署の建て替えを最優先に進めるとの答弁をいただきましたけれども、消防の役割としては日常における火災の消火活動や事故や病気などによる救急搬送だけでなく、災害時においては倒壊した家屋からの人命救助や被害を最小限に抑えるために、警察や医療といった各機関と連携して活動を行うことも消防の重要な役割の一つであると思います。私も、今回の能登半島地震からも消防の重要性を再認識したところでありまして、老朽化している志津消防署の早期の建て替えは重要であると考えております。

 消防組合議員であります私自身、先月開催されました佐倉市八街市酒々井町消防組合議会定例会一般質問にて、同じく志津地区の消防力の充実強化についても質問させていただきました。消防長より短期的課題として、志津消防署の老朽化対策及び勤務環境整備については喫緊の課題との認識を持っている。隣接施設の工事等の影響を含め、個室仮眠室、女性職員施設、救急消毒室の整備のほか指揮隊の配置の検討など、消防力の充実強化のためには現所在地での建て替えが困難になることも予想され、志津地区内での移転も視野に、消防施設用地の確保及び庁舎建設について佐倉市へ要望書を提出したところです。引き続き整備に遅れが生じることがないよう、協議を継続していくとの答弁がございました。

 この要望に対しまして、佐倉市としてどのようにお考えになられているのか、また現在の志津消防署の建て替え計画の概要や進捗状況等が分かればお伺いしたいと思います。

◎危機管理部長(高科英明) お答えいたします。
佐倉市八街市酒々井町消防組合から、昨年11月末に消防施設用地の確保及び庁舎の建設についての要望書が提出されました。要望書では、志津消防署の建て替えにつきましては、現在未整備である個室仮眠室や女性職員施設、救急消毒室などを整備した場合、現所在地の敷地状況では消防力強化を図る庁舎の建て替えが困難であるとの内容でございました。この要望に基づき、現在市では志津北部地区におきまして移転候補地の選定を行っているところでございます。佐倉市といたしましても、志津消防署の建て替えは喫緊の課題であると認識しておりますことから、佐倉市の消防力の強化に向けて消防組合と協力し、事業を進めてまいります。

◆15番(押木孝和) 先ほど敷根議員からの質問でもご答弁ございますけれども、西志津スポーツ等多目的施設、消防署用地を平成12年に30億円という高額な血税を使って確保しておきながら、これ長年にわたり明確な使途や計画も示されず、要は放置されて先送りにされてきたことについて、これ行政の責任は非常に重いというふうに考えております。しっかりと行政としての責任を果たしていただきたいというふうに思っております。

 また、現段階で新しい用地の確保も考えているということでございますので、大規模災害発生時を想定していただいて、ドクターヘリの発着場や消防の総合訓練場を備えるなど、地域の防災拠点となる消防署施設の整備について検討いただけるよう要望させていただきます。


令和5年11月定例会:令和5年11月29日

公明党 押木 孝和

(前略)

◆15番(押木孝和) 議席15番、公明党の押木孝和でございます。通告に従い、順次質問をさせていただきます。

 初めに、安心・安全のまちづくり、市内の消防力強化について、まず3点にわたりお伺いいたします。私ども公明党は、日頃から地域防災力向上について、様々な観点から提言させていただいております。昨年、令和4年6月議会における岡村議員からの代表質問では、地域防災力の中核となる消防団員が減少傾向にあることから、団員確保に向けた取組をお伺いしたところ、一つの方策として出動報酬の見直しを含めた処遇改善がなされました。その後、消防団員の確保についてどのような変化があったのか、お伺いをいたします。

 また、同じ年の11月議会では、同じく岡村議員から短期、長期的な課題について質問がございました。まず、短期的課題として、現在待ったなしで建て替え時期を迎えている志津消防署の老朽化対策及び勤務環境の整備について、隣接する佐倉市下水道事業所管の志津中継ポンプ場の耐震補強工事が予定されており、重複することで志津消防署の整備時期が遅れやしないかについて質問があり、消防署の整備工事に影響がないよう調整を進めてまいりますとのご答弁でございました。その後どのように調整が進み、本当に遅れが生じていないかについて伺います。

 そして、長期的な課題として、消防力の整備指針において、志津地区市街地において消防署が1署少ない状況が続き、この数年、救急需要が急増している中、いまだ基準を満たしていないことについて懸念する質問がありました。西田市長は、消防署の算定数が基準を満たしていないことを、消防組合管理者として、また市長としても認識をされており、西志津スポーツ等多目的施設用地内に消防署所用地を確保していながら、長年にわたり具体的な整備計画がないことについて、消防組合や構成市町と協議してまいりますと答えられております。その後どのような協議がなされているのか。以上、3点についてお伺いをいたします。

 以降の質問は自席にて行います。

                 〔市長 西田三十五登壇〕

◎市長(西田三十五) 押木議員のご質問にお答えいたします。
消防団員の確保につきましては、全国的に若年層の人口減少や消防団員の高齢化などにより、消防団員の減少が危惧されておりますことから、本年4月より消防団員の出動報酬の見直しを実施いたしました。これまでのところ団員数には大きな変化はございませんが、団員からは、活動に見合った報酬となり、士気向上につながったなどの声もあることから、数年後には効果が現れてくるものと考えております。今後も適宜処遇改善を行うとともに、様々な広報活動を実施し、消防団員の確保に努めてまいります。
次に、志津消防署の建て替えについてお答えいたします。志津消防署につきましては、庁舎の老朽化に加え、個室仮眠室や女性職員専用の施設及び救急消毒室が未整備であることから、消防組合が策定する消防力整備実施計画に基づき、建て替えについて協議を進めているところでございます。現在、大型車両の配備や不足している施設の拡充などにより、必要となる建物の規模を踏まえ、現敷地内での建て替え、もしくは志津地区内においての移転も視野に入れまして、消防組合と協議しているところでございます。
なお、志津中継ポンプ場耐震補強工事が志津消防署の改築計画に影響を及ぼさないよう、今後も十分協議を行い、それぞれの事業を遅滞なく進めてまいります。
次に、志津地区の消防力についてお答えいたします。多様化する災害などから住民の生命、身体及び財産を守る責務を全うするための消防力の充実強化は、市長として非常に重要であると考えております。昨年11月議会における岡村議員からのご質問の中で、長期的な課題といたしまして、総務省告示の消防力の整備指針に基づく消防署数が志津地区において不足している点をご指摘いただきました。佐倉市といたしましては、佐倉市全体の消防力を総合的に精査するとともに、今後の人口推移を注視しながら、消防組合や構成市町である八街市、酒々井町と、不足している消防署の整備につきましては協議してまいりますが、まずは喫緊の課題である志津消防署の建て替えを最優先に進めていくよう、組合に要望してまいります。

◆15番(押木孝和) ありがとうございます。消防団員の件、また志津消防署の件は滞りなく、また建て替えの件もよろしくお願いしたいと思います。

 消防署不足の件につきましては、今、前回と同じようなご答弁をいただいているかと思うのですけれども、西志津スポーツ等多目的施設用地は、過去に多額の税金を投じて購入した土地なわけですけれども、当然市民の安全・安心のためであればやむを得ないという見方があったかと思います。これが当初の目的を完遂していないと、説明がつかないのではないかと思っております。この購入当初、消防署用地と多目的広場の割合はどの程度を想定していたのか、お伺いをいたします。

◎危機管理部長(高科英明) お答えいたします。西志津スポーツ等多目的施設用地内の消防署用地は、全体面積約2万5,000平米のうち、1,760平米で全体の約7%でございます。


令和4年11月定例会:令和4年12月6日

公明党 岡村 芳樹

◆26番(岡村芳樹) 

(前略)次に、2、安心安全なまちづくりについて2点質問いたします。まず、1、志津地区の消防力強化について伺います。佐倉市八街市酒々井町消防組合議会議員でもある私は、組合の10月定例議会の一般質問において、志津地区市街地の消防力の充実強化について長期的な課題と短期的な課題を伺いました。近年日本各地で大きな被害をもたらし、社会的影響が大きな自然災害が発生しており、また長引く新型コロナウイルス感染症による社会経済活動の停滞と幾度となく押し寄せる感染拡大の波による救急需要の逼迫など、消防行政への直接的な影響をもたらしている現状を踏まえ、さらには国際情勢の複雑化、社会経済構造の変化などに伴って、消防においても住民の安心安全をより確保する取組が重要であり、消防力の整備指針において、いまだ志津地区市街地が基準を満たしておらず、1署少ない状況が続いていることについて、今後の取組を伺いました。これについて消防長は、消防署所の設置数については、総務省消防庁が実施する実態調査により、消防力の整備指針に基づいた算定をしており、志津地区市街地において1署所の基準を満たしていない状況が続いており、今後の取組の具体策として、佐倉市八街市酒々井町消防組合消防力整備実施計画において志津地区市街地の消防力を総合的に検討していく必要があると答えています。これは、現状で長期的な課題と捉えています。

 また、短期的な課題としましては、現在建て替え時期を迎えている志津消防署の老朽化対策及び勤務環境の整備について、待ったなしの状況でありますが、隣接する佐倉市下水道事業所管の志津中継ポンプ場の耐震補強工事が予定されており、志津消防署の整備時期と重複することから、遅れが懸念されております。これについて消防長は、佐倉市に確認しながら、今後の整備に遅れが生じることがないよう協議すると答えています。これらの課題について、組合管理者である西田佐倉市長は、消防力整備実施計画において、指摘の課題を踏まえ、災害の被害を最小限に抑え、住民の生命、身体及び財産を守るための対策について、消防の責務を全うするため、消防署所の整備に努めてまいりますとしています。いずれの課題についても、佐倉市が大きく関わっていることから、単に組合の志津地区の問題にとどまらず、市として重要な問題です。

 そこで伺いますが、これら長期的課題と短期的課題について、具体的に市としてどう協力し、進めていくのか伺います。

◎市長(西田三十五) お答えいたします。
私は、自然災害や火災から市民の生命、身体、財産を守るための消防力向上は非常に重要であると考えております。議員ご指摘の志津地区市街地においては、消防力の整備指針による消防署の算定数が基準を満たしていないことは、消防組合の管理者として、また市長としても認識をしているところでございます。消防署の整備につきましては、佐倉市全体の消防力を総合的に精査する中で考えていかなければならない問題であり、消防組合や構成市町とも協議してまいります。また、志津消防署の老朽化対策や勤務環境の整備につきましては、消防組合と協力しながら事業を進めてまいります。

◎危機管理部長(秋葉良一) 市長答弁の補足をさせていただきます。
現在西志津スポーツ等多目的施設用地内に消防署所用地を確保しておりますが、具体的な整備計画はございません。志津地区市街地の消防署数の不足につきましては、消防組合で策定した消防力整備基本計画や公共施設等総合管理計画に基づき、消防組合との協議の上、佐倉市全体の消防力の向上を図るための課題として取り組んでまいります。
また、志津消防署につきましては、庁舎の老朽化が進んでいるほか、個室仮眠室や女性職員専用の施設及び救急消毒室が未整備となっていることは、市としても把握、承知しているところでございます。今後は、消防組合が令和4年に策定した消防力整備実施計画に基づき、上下水道部など関係所属とも連携を図りながら、双方の事業に支障が生じないよう協議をしてまいります。

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