災害時応援協定締結事業者との継続的な会合・訓練の実施に関する決議

◆凡例
〇：賛成
×：反対
棄：議場から退出した議員
議：議長（議決権はない）
欠：欠席

佐倉市では、災害発生時の応急対策や活動協力に関する協定を、事業者等と締結している。本協定は、大規模災害時に必要となる物資、インフラストラクチャ―、物流、環境整備機能等を維持するために、平常時に事業者等との間で具体的な応援要請内容を取り決めておく。佐倉市は、令和６年１２月時点で、１０３の協定を結んでいる。
　一方で、発災時には、行政も事業者等も被災している可能性が高く、協定締結事業者等に協力要請をしても対応できない可能性もある。緊急時に臨機応変に対応するには、行政と協定締結事業者等との間で、どのような協定が締結されており、その内容を誰が、どのように連絡し、実効性を確保するのか等について、継続的な意思疎通や訓練が必要とされている。
　船橋市では、平常時に協定事業者との会議や訓練を定期的に行い、問題を洗い出し、共有している。
　協定の実効性の確保は、災害時の市民の命を守ることに直結する。
　以上より、佐倉市と協定締結事業者等との間で、平常時に継続的な意思疎通や訓練を実施するよう努めるものとする。

以上、決議する。
令和７年３月２５日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　佐　倉　市　議　会