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避難所運営委員会の設立と同委員会での継続的な避難訓練の実施促進に関する決議

◆凡例
〇:賛成
×:反対
棄:議場から退出した議員
議:議長(議決権はない)
欠:欠席

発議案番号発議案第7号提出者髙橋とみお
稲田敏昭
三谷英継
議決年月日令和7年3月25日結果否決
賛成4人、反対10人

避難所運営委員会とは、避難所ごとに、地域住民と行政とで、避難所運営について考え、訓練し、改善していくことで、大規模災害時における避難所の運営の円滑化を図り、もって市民の生命を守ることにつながる地域・行政活動をいう。
 佐倉市では、令和2年に議会答弁で避難所運営委員会の設立を進める旨答弁があったが、5年半経過した現在も、同委員会の設立は千代田小学校区1つのみだ。
 佐倉市が平成25年3月に発表している防災アセスメント調査報告書では、東京湾北部地震が発生した場合、佐倉市の建造物のうち4,794棟が全半壊する可能性があるとされている。
 日頃、地域住民の活動は自治会が主である。一方で、佐倉市に39ある指定避難所は、その全てが学校区等複数の自治会や区にまたがる広域なエリアだ。
 成田市や千葉市等近隣市においても、避難所運営委員会の設立と実効性のある避難訓練の実施について、積極的に取り組んでいる事例が増えている。
 指定避難所を中心とした複数の自治会や区が、行政や学校と協力し、継続的に訓練を行い、お互いに啓発し合える環境を構築するため、行政が主体となって避難所運営委員会の設立と実効性のある訓練の定期開催を、計画的に実施するよう努めるものとする。

以上、決議する。
令和7年3月25日
                          佐 倉 市 議 会

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