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佐倉市の避難所には「飲料水の備蓄」がない!ショッキングな情報と、江原台自治会の「さわやかウォーキング」での貴重な体験について

2018年10月28日、私が住む江原台の自治会が実施している「さわやかウォーキング」に参加しました。
ウォーキングの途中、江原台の避難所に設定されている印南小学校(余談ですが、私の母校です!)に集合し、防犯防災担当の方から

  • 避難所に収容できる人数の目安
  • 避難備蓄倉庫とその中身

などをご説明いただきました。
ご説明のなかショッキングだったのは、印南小学校の井戸の水は飲めない、というお話。
調べてみたところ

  • 佐倉市の避難所には、防災井戸はあるものの、飲料水の備蓄がないこと
  • 防災井戸のうち、臼井小学校、印南小学校、根郷小学校の水は、そもそも水質が悪く飲めないこと

がわかりました。
さすがに、この3つの小学校での飲料水の備蓄は「いますぐ」実施すべき施策です。

上記のようなことを調べるきっかけになったという意味でも、「さわやかウォーキング」は大変に貴重な経験でした。

災害対策について

福島県でも、熊本県でも、住民の方々の大半は、あれほど大きな地震が来るとは思っていなかったことでしょう。
地震が多発する千葉県民である私たちも、わかってはいても「なんとかなる」と思ってしまいがちです。しかし、千葉県で1万人を超える死者がでるような大震災に遭遇したことがない私たちは、その危険性をイメージできていないだけなのです。
実際、大きな震災に直面した被災地では、飲料水や生活用水が不足し、電源が確保できない状態が、地域によっては1週間も続きました。
国土交通省 近畿整備局:水に困らない避難生活のために
東京電力:3月11日の地震により東北電力 で発生した広域停電の概要【PDF:2.07MB】
Synclex Enterprises Inc.:東日本大震災におけるライフライン供給の復旧

次回以降の記事では、「公助」の観点で、佐倉市の避難所の備えにいま何が必要か、説明したいと思います。

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