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【2019年12月4日】一般質問:小出義雄記念陸上競技場と紐づく金メダルジョギングロードについて

2019年12月4日(水)に私が実施した一般質問原稿を掲載いたします。
今回の定例会で私が実施した一般質問は以下5つです。

1.佐倉市の放射線量調査について
2.「佐倉市史」について
3.書籍「佐倉市郷土の先覚者」について
4.佐倉新図書館を起点とした「歴史の街佐倉」街歩き誘導施策について
5.小出義雄記念陸上競技場と紐づく金メダルジョギングロードについて


以下は、本一般質問を実施するに至った経緯や理由を述べた記事です。
【前編】「岩名陸上競技場」を「小出義雄記念陸上競技場」に名称変更することについて
【後編】「岩名陸上競技場」を「小出義雄記念陸上競技場」に名称変更することについて


一般質問:小出義雄記念陸上競技場と紐づく金メダルジョギングロードについて

前回の8月議会で、岩名陸上競技場を小出義雄記念陸上競技場と名称変更することが決まりました。
私は、当該議案に賛成をした議員の一人として、本提案を実施いたします。

小出監督の功績を讃えるアプローチは、女子マラソンにおいて、二人のオリンピックメダリストを育てたことが主要なポイントです。
そして、そのメダリストたちのメダル獲得時の練習場所が佐倉市であったことにちなみ、佐倉市には
有森裕子選手にちなんだ13kmの「裕子コース」
高橋尚子選手にちなんだ10kmの「尚子コース」

の2本の「金メダルジョギングロード」が、市によって整備いただいております。

私も、かつて何度となくこのコースを走りましたが、ともに西印旛沼周辺の緑豊かな里山と田園という環境を背景に、とても気持ち良いコースでした。
しかし、現在当該コースに設置されているサイン類は、木製であることもあり、長い年月の風雪により相当傷んでいる箇所が多くみられます。
これでは、小出監督のメダルともいうべき佐倉の遺産を、佐倉市民、および他市の方々に知っていただくことがしづらい状態になっていると考えます。

■2つの金メダルジョギングロードのサイン整備と広報

そこで、今回の陸上競技場名称変更を機に、サイン類を刷新することとあわせ、たとえば当該コースを走るランニングイベントなどを定期的に実施してはどうでしょうか。

ランニングロードの整備はあらかた済んでいますので、例えば朝日健康マラソンの前にそのようなランニングイベントを有料で実施することができれば、小出監督の偉業を市内外の人たちに知らしめることができると同時に、後々は佐倉市の収入源にもなるのではないかと考えます。

朝日健康マラソンの出場者にしてみれば、事前のランニングイベントは参加モチベーションが十分あります。

例えば、小出義雄記念陸上競技場で軽いジョグなどでウォームアップした後、10kmの金メダルジョギングロード(尚子コース)を試走してもらいます。タイムトライアルなどはせず、一定の時間内に走り切ってもらうようにすれば10kmなら大幅な時間のずれは生じないはずです。

さらに、食事をはさんでマイクロバスなどでフルマラソンのコースを走りながら、マラソンに知見のある方にコース解説をしてもらう、などの付加価値をつけてもいいかもしれません。
趣旨は、朝日健康マラソンの準備とあわせ、自然に小出監督及び佐倉市ゆかりのメダリストの業績を知ってもらうことが一つ。
もう一つは、佐倉市において、収支意識を盛り込んだイベントの定着化です。
もしこのようなイベントが収支としてプラスになるようなら、「くさのねフェス」のようにある時点で民間にイベントを引き渡す構想でもいいかもしれません。
そのような先鞭がつけられれば、佐倉市で新規に立ち上げるイベントについて、これまでとはまったく違った意義、つまり「産業の直接的な活性化」という側面が生まれるのではないでしょうか。

さらに、収支をプラスにするという側面でいえば、イベント告知サイトや告知用のパンフレットに、佐倉市のホテル、スーパー銭湯、居酒屋など、マラソンランナーの皆さんが利用する可能性が高い民間施設から広告を出稿してもらうことができれば、イベントそのものにかかる経費も捻出することができるかもしれません。

例えばホテルであれば、朝日健康マラソン本番前に、メインターゲットにホテルの告知ができるのであれば、多少の広告費は十分ペイできると考えるはずです。また、いずれの民間施設においても、広告のために「朝日健康マラソンと小出監督ランニングイベント特別プラン」などの期間限定プランを考えて頂ければ、イベントも盛り上がりますし、広告効果により売り上げがあがり、結果佐倉市の産業にも貢献できるイベントになるはずです。
広告商品のプランニングや営業手法ついては、相談いただければ、僭越ながら民間経験を生かした提案もできるかと思います。もしできるのであれば、私が営業にまわってもいい。
私を含む議員は、皆さまと同様佐倉市の市税が収入源なのですから、法律さえ許すならば、そのような議員の積極的な使い方も、チャレンジの一つとしてはありうるのではないでしょうか。

このように、ハードとソフトの両輪で小出監督やメダリストたちの業績を顕彰し、広報することができてはじめて、陸上競技場の名称変更も実質的な意味で佐倉市に貢献する施策となるのではないかと考えます。
以上の提案について、佐倉市の考えをうかがいます。

佐倉市答弁

佐倉市が公表した後、公開します。

ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。
また、昨今では「横浜マラソン」や「君津ウルトラマラソン」など、独自の工夫によりマラソン前に行われる「プレマラソンイベント」を実施しています。
引き続き、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

最後に、私の知人で、すでに公務をリタイアされた方のお話を紹介し、私の質問を結びたいと思います。その方は、プライベートな席でこんな趣旨の話をされていました。

我々公務員は、何か新しいことが提案されたとき、やれない言い訳を真っ先に考えてしまいがちだ。
しかし、その提案が仮に多少チャレンジングでも、これからの国や国の財政を考えれば取り組むべき施策であるならば、どうしたらできるかを考えるよう、マインドを変える必要があるように思う。

本日私が提案したいくつかの内容は、必ずしも現実的ではないと思われるかもしれません。

これまでは無償が当たり前だった行政サービスにメリハリをつけ、収支意識を前提に、状況に応じて有償化する施策、あるいは、デジタル化により受益者のすそ野を広げつつ、中期的には印刷費用を削減させる施策など。

僭越ながら私がいくつかの提案を通じてお伝えしたかったのは、個々の具体的な提案内容とあわせ、あるときには思い切って前例主義を捨てて、これからの佐倉市にとって必要と思われる新しいことにチャレンジしよう、という点でした。

公機関での勤務経験から、人事制度、とりわけ評価軸の設定により、そのようなマインドを持つことの難しさは承知しております。また、場合によってはボトムアップの提案をしても、前例がないことを理由に企画まるごとつぶされる、という経験を、私も少なからずしてきました。

しかし、私が65歳になる2036年には、日本国では3人に1人が65歳以上になるそうです。
この超高齢化社会を目前にして、「持続可能な佐倉市」を維持する施策の充実をはかるのに変化が必要ならば、恐れず挑戦できる環境を整えるよう、執行部の皆さまにお願い申し上げまして、私の質問を終了させていただきます。

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