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2021年12月1日一般質問:パブリックコメントについて

この質問を実施するにあたって

パブリックコメントとは、当該制度を元に市民から行政に寄せられた意見とその公表行為のすべてを言います。

と言っても相当分かりづらいので、もう少し具体的に説明します。

佐倉市を含む行政は、大きな計画や条例を決める際には、その案を広く市民の皆さんに公表して、意見を求めます。
市としては、寄せられた意見を計画や条例に案に取り入れることができるかどうかを検討し、適宜取り入れたり参考にしたりします。また、それらの意見などに対する市の考え方とその検討結果を公表する一連の手続のことを、「パブリックコメント」と言います。

短い質問ですので、本件に関する私の課題意識などについては下記質問をご一読ください。


1.公表の原則と佐倉市の状況

2020年4月、香川県ではいわゆる「ネット・ゲーム依存症対策条例」が施行されました。本件の検討過程で、香川県は県民から賛否含む意見を「パブリックコメント」という形で集めました。この折県民から集められた意見の多くが「コピーペースト」による偽造不正の疑いがあるとの嫌疑で、告発状が提出される事態となったことは記憶に新しいところです。

さて、佐倉市においては
行政手続条例 第42条
佐倉市市民協働の推進に関する条例施行規則 第5条

にて、パブリックコメントは公表の原則がうたわれています。一方、両例規ではともに、「当該提出意見を整理又は要約したものを公表することができる」としています。

この文言の意味するところは、集められたパブリックコメントのうち「同趣旨のものをまとめ、数だけ公表する」あるいは、「全文を公表することなく、内容をまとめる」ことも、条文上は可能、ということになるかと思います。

例えば、数だけの公表では、「コピーペースト等の偽造不正」は見破れませんし、似ている内容でもニュアンスや視点が違うことがあるため、安易に内容をまとめることを可能とする条文は危険であるかと思い、当該部分の削除をしてはどうかと考えるところです。

そこで、本件に関する執行部のお考えとあわせ、現在市民から集められたパブリックコメントをどう扱い、どう公表しているか、また今後の同条文を元とした運営方針についてうかがいます。

執行部答弁

ありがとうございました。佐倉市では当該文言は恣意的な運用をされていないと知り安心しました。
他方、今後佐倉市では、小中学校の統廃合や市庁舎再建など、意見が二分する可能性の高い課題が次々と発生します。その折、運用上あいまいな部分がある例規は、政治的圧力の温床になる場合もありますので、今後もこれまで通りの運用を心がけてくださいますようお願いいたし、私の質問を終えたいと思います。

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