- 2024.12.03
佐倉市は起震車を保有すべきか
2024年12月3日 髙橋とみお一般質問
12月1日江原台自治会の防災訓練がありました。
実感として、参加人数が年々減少しており、特に数年前とは参加する子供の数が目に見えて減っている印象でした。
佐倉市は、防災訓練の折、市民に地震のゆれを震度別に体験してもうことができる装置である「起震車」を保持していました。
しかし、長年の利用により劣化がすすみ、修理もままならない状況でもあったため、残念ながら現在佐倉市には活用できる起震車はございません。
この起震車は、その名の通り車であることから、各自治会や避難所運営委員会等が佐倉市各地で実施する防災・避難訓練時には会場に移動し、現場で利用することができます。
実際、私が住んでいる江原台自治会が主催していた防災訓練でも、かつては活用させていただいておりました。
江原台自治会の実績でいうと、起震車は、特に子供たちにとって大変人気で、起震車の体験を目当てに防災訓練にくる、という児童生徒もたくさんいました。
私としては、子どもたちが防災訓練に参加するきっかけが、アトラクション的な感覚であっても、まったくかまわないだろうと思っています。
何より、震度6強や震度7の揺れは衝撃的な体験ですし、その驚きをもとに真剣に震災について考え、備えの必要性を理解することもできるからです。また、起震車以外にも地域の方々が真剣に防災対策に取り組んでいる姿を見るのは、何より重要な体験になるはずです。
ミレニアムセンターにあった地震体験装置もすでにない現状において、佐倉市には震度6、7といった地震の揺れを体験できる場所はありませんから、起震車は重要な設備であると考えます。
そこで、起震車を購入する際に要する一般的な予算と、同車両を保守するためにかかる一般的な年間予算についてご教示ください。
また、同車両について、佐倉市で購入予定がないかご教示ください。
執行部(市役所)回答
ありがとうございました。佐倉市で難しいならば、佐倉市、八街市、酒々井町の消防組合で1台保有する、なども検討していただきたいと思います。
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