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千葉県道64号臼井印西線と佐倉市道が交わる変則五差路

2024年12月3日 髙橋とみお一般質問

ふるさと広場の開発が進んでいます。

行政としては、同広場の開発とあわせて、様々な交通網の整備も実施しています。

同広場への一つのアクセスルートとして、千葉県道64号線(いわゆる臼井印西線)が、佐倉レイクサイドテニスクラブ地先の前からのびる市道と交わる変則五差路があります。

この場所は見通しが悪く、変則的な交差点である一方で、交通量が多いことから、過去にも歩行者の死亡につながる事故や、トラックによる規模の大きな玉突き事故をはじめ、多くの交通事故が発生しています。事実、直近では本年10月にも事故が発生しています。

資料をご覧ください。動画をご覧になられている方は、私の公式サイトの本質問ページに資料がございますので、そちらをご参照ください。(←髙橋注:太字にした部分の議会での発言が、さくら会の村田穣史議員により問題だ、とされましたので記録として残しておきます)

県道に対して市道が変則的に交わっています。

県道も市道も、それぞれカーブがあり、見通しが悪い交差点です。

この交差点の交通量が多い理由は、資料でいえば下に伸びている市道が、印西方面から佐倉、成田、あるいはJR佐倉方面に抜ける抜け道になっているからです。

もちろん、その逆に佐倉方面から印西へ抜ける道としても多く利用されています。

私がこの交差点の視察を、この春から複数回にわたり実施したところ、事故ぎりぎりの状態を何度も目撃しました。

資料下段をご覧ください。

ここに私が何度も見たヒヤリハット事例をまとめました。

向かって左の①の図をみてください。

県道64号が混雑している。これはよくある風景です。

ここに、市道A、資料でいうと左下から、複数台の車両がのぼってきます。これらの車は、すべて県道64号・印西方面の車線に合流しようとしています。

しかし、県道は混雑しているため、市道の一番前の車が停車し、64号に抜けるタイミングをはかっています。

次に右の図②をご覧ください。

市道Aに待機している2台目の車が待ちきれなくなり、市道Bに抜けるため発車しました。実は、市道Bは先へ行くと住宅街の細い抜け道を通って、64号に出られるのです。

一方、印西から県道64号を通って南下してきている車が、市道Aに抜けようとしています。この車からは、前の車両を追い越して市道Bに向かってくる車が死角になります。

この2台の車が、衝突寸前で停まる事案を、私はここで何度も見ています。警察に聞けば、おそらくこのような事故はこの場所では何度もおきているはずです。

私が懸念しているのは、今後ふるさと広場が開発され、観光地として集客力が強化されればされるほど、この道はさらに混み合い、さらに利用しづらくなる、という点です。

この場所は臼井田の住宅地内にあり、地域住民の皆さまが印西方面に行く際には、この交差点を通らざるをえません。しかし、平日の通勤時間帯や、休日の夕方等、交通量が多い折には、特にこの変則五差路は甚だ利用しづらく、冒頭お話ししたとおり実際に事故も頻発しており、危険です。

この道より印旛沼寄りにバイパスを通す計画もあり、その道路ができるのがベストではあります。しかし、予算面を考えると、それを実現するには多くの課題がありますし、そもそもここに本変形五差路がある以上、交通量が減少したところで危険であることにはかわりありません。

以上を考え合わせると、この交差点は、道路の形状に手をいれるなどして信号機を設置する必要があるように思いますが、いかがでしょうか。

執行部(市役所)回答

本件については、警察の判断というご回答をいただきました。

一方で、先にお伝えしたとおり、ふるさと広場の拡張計画がすすめばこの場所はさらなる交通渋滞等が予想されます。

また、信号機をつけるとすれば市道の形状に手を入れる必要がある可能性もあります。

その意味で、佐倉市が主導して信号機をつけることを警察にもちかけ、協働で信号機設置をする方策もあろうかと思いますが、そのような計画があるかうかがいます。

執行部(市役所)回答

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